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​絵馬救助隊

この度の地震で私たちに出来ることは限られ、もどかしさを感じる中でKAOメンバーといろいろと話し合いました。

 

私たちは、被災を受けた集落の復興の核となる神社に焦点をあて、文化財の保護活動のサポートの一環として、神社等の被災状況を調査し、絵馬の救出や保管集積等、保護の為の仮修復までの作業活動を行おうと考えました。

 

熊本地震で大きく被災を受けた地域での神社等に奉納してある絵馬は画題、奉納の時代、動機等の多様さから、無指定ながら地域の歴史や文化を知る貴重な文化財と思います。

 

細川藩御用絵師による奉納絵馬なども多く残されており、更に熊本の絵馬はサイズが大きいのも特徴です。

 

現代まで大事に受け継がれてきた絵馬を次世代へ残していく為、解体作業による破壊や雨風による劣化の危機から早急に救出、保護、そして補強などの応急処置を行いたいと考えております。

 

私たちは、「絵馬救助隊」として活動し、地域の文化と人々を守る神社を核にした復興に貢献したいと願っております。

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